1999年12月03日 |
第2回内分泌撹乱化学物質問題に関する国際シンポジウム(プログラム) |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱化学 |
1999年12月9日(木) 09:00~09:15 開会挨拶 主催者挨拶 岡田康彦(環境事務次官) 後援者挨拶 笹山幸俊(神戸市長) 09:15~13:00 セッション1 スクリーニング試験とホルモン活性 ◇ 井上達(国立医薬品食品衛生研究所) 「イントロダクション」 ◇ ロバート・J.カブロック(米国環境庁) 「米国環境保護庁により開発された内分泌錯乱化学物質のスクリーニングプログラムの実施状況」 ◇青山博昭(財団法人残留農薬研究センター) 「有機塩素系農薬を用いた生殖・発生毒性試験の検証」 ◇ケビン・ガイド(米国Chemical Industry Institute of Toxicology) 「化学物質のステロイドホルモン受容体との相互作用の解明」 ◇ティモシー・リチャード・ザカロフスキー(米国ミシガン州立大学) 「内分泌撹乱物質とエストロゲン受容体の相互作用の分子的原理:種差の比較」 ◇ウェイダ・トン(米国ROWサイエンス社) 「潜在的エストロゲン様内分泌撹乱化学物質を順位付けするためのコンプューターによる統合化アプローチ」 14:00~18:20 セッション2 作用メカニズム (* セッション2とセッション3は同時開催) ◇ ケネス・コラック(米国国立環境衛生研究所) 「ER遺伝子ノックアウトマウスを用いた内分泌撹乱化学物質の研究と毒性学」 ◇ロバート・ビグスビー(米国インディアナ大学) 「外来エストロゲン:その薬物動態ならびに分子機構」 ◇藤井義明(東北大学大学院) 「Ah(ダイオキシン)レセプターの作用と調節の分子機構」 ◇ウェン・シェ(米国ハワードヒューズ医療研究所) 「オルファン核レセプターSXRによるチトクロームP450 3A(CYP3A)遺伝子の種をこえた活性化」 ◇諸橋憲一郎(岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所) 「生殖腺の分化に関する転写因子の発現と機能」 ◇湯浅茂樹(千葉大学) 「fyn遺伝子欠損マウスにおける精子形成障害と神経発生障害:内分泌撹乱化学物質の作用に関連した共通の分子機構に関する考察」 ◇バーバラ・デイビス(米国国立環境衛生研究所) 「フタル酸化合物の内分泌撹乱作用」 14:00~18:20 セッション3 魚類の試験法 ◇マリーシャンタル・ユエ(OECD事務局) 「内分泌撹乱化学物質の試験ガイドライン作成におけるOECDの活動」 ◇ジェフリー・ランダール(英国アストラゼネカ研究所) 「内分泌撹乱化学物質及び水生生物に関するヨーロッパ化学産業の研究プログラム」 ◇J.P.ギージー(米国ミシガン州立大学) 「エストロゲン様物質の魚類への影響に関する実験室及びフィールドでの研究」 ◇ベンテリック・ベントソン(スウェーデンストックホルム大学)「北欧諸国の魚類(in vivo)における内分泌撹乱作用の研究」 ◇ティム・ボーマー(オランダTNO) 「内分泌撹乱化学物質に関するリスク評価」 ◇尾里健二郎(名古屋大学生物分子応答研究センター) 「内分泌撹乱化学物質の試験動物モデルとしてのメダカ」 ◇横田弘文(財団法人化学物質評価研究機構) 「メダカを用いたフルライフサイクル試験の開発」 ◇ 大嶋雄治(九州大学) 「内分泌撹乱化学物質の複合作用によるヒメダカの産卵の低下と性行動の抑制」 18:45~21:00 ナイトセッション(Dose-response) ◇ リチャード・ピーターソン(米国ウィスコンシン大学マディ ソン校) 「ダイオキシンとジ(2-エチルヘキシル)フタル酸の雄ラットに対する発生生殖毒性」 ◇ジェームス・C・ラムIV(米国BBLサイエンス) 「ホルモン活性物質の曝露によるヒトの健康へのリスク評価」 ◇大迫誠一郎(国立環境研究所) 「低用量ビスフェノールAのラット精子発生への影響」 ◇フレデリック・S.フォンサール(米国ミズーリ大学コロンビア校) 「ビスフェノールAとエチニルエストラジオールの極低用量投与によるマウスの発生異常」 1999年12月10日(金) 09:00~12:40 セッション4 野生生物への影響 (* セッション4とセッション5は同時開催) ◇井口泰泉(横浜市立大学) 「エストロゲンの動物への発生影響」 ◇ ジョン・アラン・マクラクラン(米国ツーレン大学、ザビエル大学 「未定」 ◇D.マイケル・フライ(米カリフォルニア大学デービス校) 「エストロゲン様内分泌撹乱物質によるキンカチョウおよび日本ウズラの脳の発達・生殖行動障害」 ◇ピーター・マティセン(英国CEFAS) 「英国における内分泌撹乱物質の魚類に対する影響」 ◇マリア・クリスティーナ・フォッシ(イタリアシエナ大学) 「野生動物における内分泌撹乱化学物質のリスク評価およびリスク予知のためのバイオマーカー」 ◇ケビン・C.ジョーンズ(英国ランカスター大学) 「残留性有機汚染物質の発生源、経時変化、植物連鎖移行:放出量、大気汚染、ヒト曝露量の間での定量的解析」 09:00~12:30 セッション5 日本での調査研究 ◇ 大井玄(国立環境研究所) 「社会医学と環境ホルモン問題」 ◇白石寛明(国立環境研究所) 「計測技術の諸問題」 ◇梅田隆(帝京大学) 「健常日本人の精液性状の現状」 ◇堤治(東京大学) 「着床前初期胚を用いた内分泌撹乱物質の低用量作用の検出」 ◇吉里勝利(広島大学) 「トランスジェニックカエルによる内分泌撹乱物質の検出」 ◇橋本伸哉(東京水産大学) 「内分泌撹乱物質の海産魚に対する影響(東京湾産マコガレイを例として)」 ◇長尾哲二(財団法人食品薬品安全センター) 「スチレンダイマー・トリマーのラット妊娠期および授乳期経口投与による次世代児への影響」 ◇武田健(東京理化大学) 「ディーゼル排気ガスの生殖機能への影響と内分泌撹乱作用」 12:40~14:00 ポスターセッション 14:00~18:00 セッション6 健康影響 (* セッション6とセッション7は同時開催) ◇ ヘルマン・アドラークロイツ(フィンランドヘルシンキ大学、Folkhalsan研究センター) 「食物およびいくつかの市販食品に含まれる天然の内分泌撹乱化学物質」 ◇ラリー・ルイス・ニーダム(米国国立環境衛生研究所疫病管理センター(CDC)) 「疫学的研究における暴露評価」 ◇ピーター・ハウザー(米国AVメリーランドヘルスケアシステム心療センター 「甲状腺ホルモン耐性:甲状腺ホルモン撹乱化学物質の影響に関する神経系発達研究の意味」 ◇山下俊一郎(長崎大学) 「甲状腺障害と環境因子 リスクアセスメントの課題」 ◇ニールス・E.スカケベック(デンマーク コペンハーゲン大学病院) 「男性生殖の健康状態に関する最近の動向:精巣癌発症率の増加と一般集団における男子精子数の低下の根拠」 ◇ハリー・フィッシュ(米国コロンビアプレスビテリアンメディカルセンター) 「精子数は変化しているか」 ◇中堀豊(徳島大学) 「日本人男性のタイプにおける精子濃度の差違」 14:00-18:00 セッション7 基礎生物学と環境毒性学 (*セッション6とセッション7は同時開催) ◇長濱嘉孝(岡崎国立共同研究機構 基礎生物学研究所) 「イントロダクション」 ◇イェルグ・エールマン(ドイツ ツィタウ国際大学研究所) 「海産新腹足類におけるTBT誘発性のインポセックスの機序」 ◇ピーター・トーマス(米国テキサス大学オースティン校) 「ノンゲノミックなステロイド作用に及ぼす生体異物の影響」 ◇ブルース・ブルンバーグ(米国カリフォルニア大学アーヴィン校) 「奇形蛙と環境レチノイド」 ◇デービット・クルース(米国テキサス大学オースティン校) 「アカミミキバラガメ:内分泌撹乱化学物質の低濃度および混合曝露を研究するための動物モデル」 ◇マリーアン・オッティンガー(米国メリーランド大学) 「行動に及ぼす汚染物質曝露の影響:神経内分泌的機序」 ◇アンドレア・C.ゴア(米国マウントサイナイ医科大学) 「視床下部ニューロンでのGnRH遺伝子発現に及ぼす環境毒性物質の影響」 1999年12月11日(土) 公開セッション(会場:ポートピアホール) 9:30~ 開会挨拶 主催者挨拶 環境庁長官 清水嘉与子 後援者挨拶 兵庫県知事 貝原俊民 10:00~12:10 パート1 対策の現状 ◇馳浩(参議院議員) 「自民党の環境ホルモン問題への取組と今後の課題」 ◇加藤修一(参議院議員) 「公明党の環境ホルモン(内分泌撹乱化学物質)問題の取組について(2)」 ◇内田康作(厚生省生活衛生局食品化学課) 「内分泌かく乱化学物質問題への厚生省の取り組み」 ◇鏑木儀郎(環境庁環境保健部環境安全課) 「化学物質対策についての最近の取り組み」 ◇遠山千春(国立環境研究所環境健康部) 「ダイオキシンはどのくらい危険なのか、怖いのか?」 ◇ピーター・ヒンチクリフ(英国環境運輸地域省(DETR)) 「内分泌撹乱化学物質に関する英国政府の活動」 ◇マイケル・J・マック(米国内務省地質調査局) 「内分泌撹乱化学物質に関する米国関係省庁ワークグループの活動」 13:00~15:30 パート2 研究の現状 ◇パオロ・モカレッリ(イタリアミラノ大学ビコッカ校) 「セベソ事件後20年間のダイオキシンの人体への影響」 ◇ハンス・ウルリッヒ・ハルテンシュタイン(ドイツE&EC社) 「焼却炉から排出されるダイオキシン類とフラン類の削減技術」 ◇ルイス・J・ジレットJr.(米国フロリダ大学) 「野生生物の内分泌撹乱化学物質:多種の生物の多岐にわたる機構」 ◇ロバート・J・カブロック(米国環境保護庁) 「内分泌撹乱化学物質の国際的研究リストと科学的アセスメントの現状」 ◇ジョセフ・G・ヴォス(オランダ国立公衆衛生環境保護研究所) 「内分泌撹乱化学物質のヒトと野生生物の健康への影響:毒性、環境毒性、環境に関するEU科学委員会の見解」 15:45~17:30 パート3 パネル・ディスカッション:これからの課題 座長 鈴木継美(日本内分泌撹乱化学物質学会会長) パネリスト ジョン・D・グラハム(米国Harvard School of Public Health) 井口泰泉(横浜市立大学理学部) ジョン・ピーターソン・マイヤーズ(米国W.アルトン ジョーンズ財団) 西川洋三(三菱化学株式会社) 上田博三(環境庁環境保健部環境安全課) 17:30~ 閉会挨拶 ◇西尾哲茂(環境庁環境保健部長) |