2002年01月31日
昭和電工「昭和キャボット スーパーメタル社」株を米側に譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工

 昭和電工は31日、子会社「昭和キャボット スーパーメタル社」(東京都港区、山中稔社長)の全保有株式を米国キャボット社グループに譲渡することを決め、同日譲渡契約に調印したと発表した。
 
 昭和キャボット スーパーメタル社は、昭和電工とキャボット・インターナショナル・キャピタルの折半出資会社で、コンデンサー用タンタル粉末の製造、販売を行ってきたが、事業構造改善や有利子負債削減策を推進するため事業売却を決めた。
 
 同社は資本金434百万円、総資産23,332百万円、売上高18,594百万円(2001年度予想)で、従業員は139人。
 
 譲渡先は会津ホールディングス社(米キャボット100%会社)で、昭和電工の譲渡益は130億円、同社は1月29日に発表した2002年12月期業績予想におり込み済み。