2002年06月03日
財務省、4月の合成樹脂特恵輸入大幅減少
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:財務省

 財務省が集計した、4月の合成樹脂(項名13)特恵関税消化状況によると、輸入合計8億2600万円で4月としては、これまでで最も少ない輸入額となった。国内市況の低迷が長期化し、日本市場への魅力が薄れたためと観測されている。
 
 2002年度のシーリング枠は、174億800万円、1国当り34億8160万円で前年度から3%増えた。4月末現在のシーリング枠消化率は4.7%で昨年の16.9%を大きく下回っている。
 
 4月の国別輸入額内訳は以下の通り。単位:1000円
◇タイ      330,519
◇サウジアラビア 296,505
◇マレーシア   113,207
◇中国       51,524
◇フィリピン    12,436
◇インド      20,997
◇インドネシア   532
◇合計      826,120