2002年01月30日
昭和電工、来年5月子会社周南電工を解散
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工、トクヤマ

 昭和電工は2003年5月をめどに子会社周南電工(東京都港区、中村泰明社長)を解散する。同社は資本金4億円、昭和電工(65%)と日新製鋼(20%)、トクヤマ(15%)の合弁会社で、1968年の設立以来、日新製鋼周南製綱所でステンレス製綱用の高炭素フェロクロムを生産、供給してきた。しかし市況悪化のため同事業から撤退する。
 
 周南電工の2001年12月期業績は売上高5,402百万円、経常利益97百万円、当期純利益10百万円。解散に伴う損失金は30億円。昭和電工では2001年12月期に特別損失として前倒し計上する予定。