2002年06月20日
農水省、バイオマス戦略策定チームを19日発足
月内に民間企業や有識者によるアドバイザリGも設置
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:環境省、農林水産省

 農林水産省は19日、バイオマスの総合戦略を策定するプロジェクトグループとして「バイオマス・ニッポン総合戦略策定プロジェクトチーム」を発足させた。
 
 これは、バイオマスの総合的な利活用、すなわち動植物や微生物さらには有機性廃棄物からエネルギー源や生分解素材、飼・肥料等を得ることを目的とする国の戦略を検討し、結論をまとめるという役割を持つもの。
 リーダは宮腰光寛・農林水産大臣政務官。メンバーは、大森昭彦・同省技術総括審議官、岩元睦夫・農林水産技術会議事務局長ら9人。
 今後同省では、環境省等関係府省の協力も得ながら作業を進め、7月中に骨子案をまとめる考え。そして、パブリックコメントの収集等を経て年内に結論を取りまとめることにしている。
 また同省では、バイオマスの利活用には民間の活力を生かすことが不可欠との判断に沿って、今月内に民間企業や有識者による「アドバイザリー・グループ」を設置することにして人選を進めている。