2002年06月20日 |
石化製品5月の生産、ポリオレフィン中心に大幅マイナス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:昭和電工 |
石化協は20日、5月の主要製品生産実績を発表したが、エチレンをはじめ18品目中13品目が前年割れとなった。定修の影響はあるものの、需要回復の遅れているポリオレフィン各社は在庫調整のための減産を強化しており、生産数値に表れた。 同協会の大橋光夫会長(昭和電工社長)は「政府は、わが国経済は底を打ったと発表しているが、そのような実感はない」とコメントした。 5月の品目別生産実績は次の通り。単位:1,000トン(カッコ内は前年比%) ▽エチレン 555.0 (▲ 9%) ▽LDPE 140.0 (▲ 8%) ▽HDPE 85.8 (▲12%) ▽ポリプルピレン 199.2 (▲17%) ▽スチレンポリマー 83.6 ( 0) ▽スチレンモノマー 248.7 (▲ 1%) ▽塩ビポリマー 160.7 (▲ 8%) ▽塩ビモノマー 199.1 (▲ 6%) ▽MMAモノマー 42.6 (▲ 3%) ▽エチレンオキサイド 63.0 (▲13%) ▽エチレングリコール 47.8 (▲23%) ▽アセトアルデヒド 33.7 (▲16%) ▽アクリロニトリル 64.7 ( 14%) ▽合成ゴムSBR 36.7 ( 15%) ▽合成ゴムBR 21.0 (▲ 3%) ▽ベンゼン 325.6 (▲ 8%) ▽トルエン 123.5 ( 9%) ▽キシレン 400.7 ( 1%) |