2002年06月21日 |
PPフィルムの5月の出荷、前年の3.5%増 |
OPPは5.8%増、CPPは0.3%減に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、同連合会加盟のPPフィルムメーカーの5月における同フィルムの出荷数量は、OPP(延伸PPフィルム)が2万668t、CPP(無延伸PPフィルム)が1万1,834tとなった。合計は3万2,502tである。 これを前年同月の実績に比較すると、OPPは5.8%増、CPPは0.3%減、トータルは3.5%増ということになる。 OPPの前年同月超えは2ヵ月連続で今年2回目。CPPの前年同月割れは4月を除いて今年4回目。OPPが前年同月を上回ったのは、出荷のうち圧倒的多数を占める食品包装用が好調で4%増となったのと、輸出が96.4%もの伸びを遂げたことによる。それに対してCPPは、食品包装用が0.9%減となったのが全体の足を引っ張った。 この結果、1月から5月までの累計は、OPPが前年同期比1.5%増の9万8,966t、CPPが同1.2%減の5万8,961t、合計が同0.5%増の15万7,927tとなった。 PPフィルムの5月の分野別出荷実績は以下の通り。かっこ内は前年同月比。 [OPP] ▽食品包装用=13,978t(104.0%) ▽繊維包装用= 1,419t( 99.2%) ▽その他 = 4,126t(100.9%) ▽内需計 =19,523t(103.0%) ▽輸出 = 1,145t(196.4%) 合計 =20,668t(105.8%) [CPP] ▽食品包装用= 9,999t( 99.1%) ▽繊維包装用= 288t(108.3%) ▽その他 = 1,432t(101.1%) ▽内需計 =11,719t( 99.6%) ▽輸出 = 115t(108.5%) 合計 =11,834t( 99.7%) |