2002年06月25日
日化協・JRCCが安全シンポを開催
内外の企業が活動事例を発表
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:宇部興産、チッソ、三菱化学、日本化学工業協会

 日本化学工業協会と日本レスポンシブル・ケア協議会は25日、東京港区の発明会館で「平成14年度日化協・JRCC安全シンポジウム」を開催した。また、「いかにして無災害を継続するか」をテーマにパネルディスカッションも併催した。
 
 最初に行なわれたシンポジウムでは、サウジメタノール安全環境部のガッサン・M・ガナス部長、宇部興産研究開発本部宇部研究所総務部の境昭二部長、第一製薬大阪工場技術課の佐藤謙治主査、チッソ水島工場の蔵薗敏信工場長、三菱化学科学技術研究センター筑波の岩根寛R&TDコーディネーター--の5氏がそれぞれ取り組んでいる安全確保の活動を詳細に紹介した。
 継いで開催されたパネルディスカッションでは、横浜国立大学の上原陽一名誉教授(日化協安全表彰会議議長)の司会で、ガナス、境、蔵薗、岩根の各講師に第一製薬大阪工場の山本工場長と日化協の伊藤常務理事を加えた計6氏によって活発な討論が行なわれた。