2002年06月25日
7月3日からビッグサイトでフラットパネルディスプレー展
世界最大の専門展、380社参加
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:キヤノン、シャープ、セイコーエプソン、ソニー、帝人、パイオニア

 東京ビッグサイトで7月3日から5日までの3日間、開かれる「第12回フラットパネルディスプレー製造技術展」の盛況が見込まれている。
 
 液晶、プラズマ、有機ELなどフラットパネルディスプレー(FPD)の製造技術に関するあらゆる装置、部品、材料、検査装置が一堂に集まる世界最大の専門技術展。380社(昨年は319社)が出展する。今回はとくに有機ELとPDPについてそれぞれ製造装置、部品、材料の専門コーナーが設置される。韓国、台湾、中国からの来場者を含め2万8,000人以上の入場が見込まれている。
 7月3日にはFPDに関連した製品でとくに優秀な以下の12製品にアドバンスト・ディスプレー・オブ・ザイヤーとして優秀賞が贈られる。
 <ディスプレー・モジュール部門>
インターナショナル・ディスプレー・テクノロジー(22.2型、QUXGA-W、9.2M画素LCDモニター)、ソニー/エスティ・エルシーディ(3.8型QVGAカラー反射型LCDモジュール)、パイオニア(PDP-503及び433シリーズ)
<製造装置部門>
キャノン(液晶基板露光装置/カラーフィルター基板露光装置)、芝浦メカトロニクス(低ポリシリコンTFT用スピン洗浄装置=ハイパースピン)、三星ダイヤモンド(LCDパネル上下分断ライン、MPLシリーズ)
<検査装置部門>
大塚電子(LCD評価装置・LCD-5200)、テクノス(トレモア・センシング3510H)、東洋テクニカ(液晶配向膜評価装置PI-Checker)
<部品・材料部門>
オムロン(携帯電話用高効率・高輝度バックライト)、協立化学産業(ワールドロックNO.710シリーズ)、帝人(ピュアーエース)

 パソコン、携帯電話に次ぐ巨大市場を形成すると予測されているFPD。フラットパネルTVとパソコンの融合製品も登場しそうな状況である。シャープ、松下、日立、ソニー、セイコーエプソンなどが競うフラットパネルTVコーナーも。ホームページhttp://www.reedexpo.co.jp/ftj/に登録すれば入場無料。問い合わせは03-3349-8502。