2002年06月27日
プラ協、2002年度の技術開発支援テーマを募集
廃プラのリサイクルやエネルギー回収を対象
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会は、2002年度における技術開発支援テーマの募集を開始した。対象は、廃プラスチックのリサイクル及び焼却・エネルギー回収等に係わる技術開発。具体的には(1)マテリアルリサイクル技術の開発(2)再生品の用途開発(3)燃焼技術等の研究開発--の3点となる。募集期間は7月1日から31日まで。
 
 応募資格者は、廃プラスチックの処理、再資源化に関して研究課題を有している個人、企業、大学、研究機関、団体--など。開発期間は2年以内。
 応募されたテーマは、同協会内に設置された有識者による委員会の審査を経て10月上旬までに支援対象とするか否かが決められる。
 ちなみに、2000年度は三つのテーマを対象に総額950万円が支援され、また2001年度は「塩ビ系廃プラスチックによる環境浄化技術に関する研究」と「廃棄古畳の畳床ポリスチレンフォームからポリスチレンの再生とその利用製品の開発」の二つのテーマが選ばれて合計700万円の支援が実施された。