2002年06月28日 |
5月の化学工業統計、エンプラ各樹脂急回復 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
経産省は28日、5月の化学工業統計(速報)を発表した。季節調整済指数で見ると、生産は前月比0.5%、出荷は同1.4%それぞれ上昇し、在庫は2.2%の低下となった。 このうち合成樹脂は、汎用樹脂はポリスチレンを除きいずれも前月および前年同月実績を下回ったが、エンプラは各樹脂とも引き続き回復が顕著で、ことにポリカーボネートとポリアセタールは2ケタ台の大幅増加を示した。 エンプラ各樹脂の5月実績は次の通り。 単位:トン、カッコ内は前年比% ◇ポリアミド系成形材料◇ 生産 20,087( ▲2.7) 出荷 20,602( 7.8) 在庫 25,299(▲28.7) ◇ふっ素樹脂 生産 1,904( ▲3.5) 出荷 1,590(▲14.4) 在庫 4,084( 0.7) ◇ポリカーボネート 生産 37,659( 12.4) 出荷 34,230( 14.2) 在庫 53,764( 12.8) ◇ポリアセタール 生産 12,677( 14.5) 出荷 11,431( 10.5) 在庫 12,295(▲14.2) ◇ポリエチレンテレフタレート 生産 115,299( 7.6) 出荷 51,251( 0.7) 在庫 79,675(8.7) ◇ポリブチレンテレフタレート 生産 5,874( 1.5) 出荷 4,361( 7.5) 在庫 2,793(▲17.2) ◇変性ポリフェニレンエーテル 生産 5,266( 7.8) 出荷 6,055( 17.9) 在庫 11,594(▲17.6) |