2002年07月02日 |
エチレン換算輸出入バランス、5月も134,600tの出超 |
総輸出量が微増、総輸入量が微減 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局が2日に集計したところによると、エチレンとエチレン系誘導品の5月の総輸出量(16品目合計)は、エチレン換算で16万7,600tとなった。一方、総輸入数量(13品目合計)は3万3,000tであった。この結果の輸出入バランスは13万4,600tの出超となった。 これらを前月の実績に比較すると、輸出は6.3%減、輸入は25.6%減、出超量は横並びとなる。 一方、前年同月に対比すると、輸出は4.2%の微増、輸入は1.3%の微減で、その結果出超量は5.7%増となっている。主要製品の輸出では、EG(4,309t)の195.6%増、EVA(7,888t)の49%増、VCM(2万5,558t)の24.5%増,ABS(3,760t)の35.6%増--などが目を引く。一方の輸入では、HDPE(3,248t)の42.2%減とLDPE(1万529t)の37.4%減が特に目立つ。 こうした結果、今年1月から5月までの累計は、輸出が95万800t、輸入が17万3,600t、差し引きの出超量が77万7,200tとなった。前年同期に比較すると輸出は15.0%増、輸入は7.2%減、出超量は12.7%増ということになる。 なお、5月の輸出比率(対エチレン生産量)は30.2%、輸入比率(対内需量)は7.8%で、前年同月に対比すると輸出は3.7ポイント、輸入は0.9ポイントそれぞれ増えている。 |