2002年07月16日
光産業技術の国際展、16日〜19日幕張メッセで
三菱化学など内外317社が出展
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:キヤノン、ソニー、パイオニア、松下電器産業、三菱化学、経済産業省

 光産業技術の世界最大級の専門展示会「インターオプト'02」が16日から19日までの4日間、千葉・美浜の幕張メッセで開かれる。参加企業は国内185社、海外132社の317社、719小間。
 
 同展は光産業技術振興協会の主催、経済産業省、日本貿易振興会、製品輸入促進協会、日本科学技術振興財団の後援で開催される。入場無料。問い合わせはインターオプト事務局。電話03-5225-6431へ。
 
 ブロードバンド通信や移動体通信などの基幹技術となる光通信や光計測、光入出力、レーザー加工・生産、ディスプレーなどの機器装置や関連部品、技術などの国際展として注目されている「インターオプト'02」には松下電器産業、ソニー、住友電気工業、パイオニア、キャノン販売、三菱電機、三菱化学、浜松ホトニクス、冨士ゼロックス、NTTなどの大手各社や独立行政法人の大阪科学技術センターなどが参加、企業別に関連セミナーも行われる。
 
 光産業の国内生産額は本年度は7兆4,000億円が見込まれている。昨年度はIT不況などで6兆7,000億円と2000年の7兆円を下回ったが、本年度はプラズマディスプレイ(PDP)の対前年度比87.5%増をはじめ発光素子、受光素子需要増に期待がかけられている。ただ、光ファイバー網の普及については一服感があり、LAN(構内情報通信網)や光コネクターなど加入者系インフラの動静に関心がよせられている。