2002年01月25日
PPフィルムの昨年の総出荷量、前年の0.5%減に
CPPは1.1%増、OPPは1.5%減
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、同連合会加盟のPPフィルムメーカーによる昨年12月のPPフィルムの出荷数量は、OPPフィルムが前年同月の3.5%減の1万9,648トン、CPPフィルムが同5.7%減の1万1,884トンとなった。合計は同4.4%減の3万1,532トンである。
 両品種とも前年同月を下回ったのは、主力の食品包装用がいずれも不振であったため。OPPの食品包装用は3.4%減の1万3,688トン、CPPの食品包装用は5.0%減の1万43トンとなっている。
 この結果、昨年の総出荷数量はOPPが前年比1.5%減の23万8,560トン、CPPが同1.1%増の14万5,019トンとなった。トータルは同0.5%減の38万3,579トンである。
 CPPがわずかながらも前年を上回ったのは、メーンの食品包装用が若干の伸びを遂げたため。OPPの食品包装用は同0.2%減の16万4,560トンであったが、CPPの同品種は同1.6%増の12万2,614トンとなった。