2002年07月22日
EPSの6月の出荷、前年比99.2%の1万6,174t
上期の合計は99.0%の91,274t
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会

 発泡スチレン工業会の集計によると、EPS(発泡スチレンビーズ)の6月の出荷数量は1万6,174tとなった。対前年同月比は99.2%ということになる。対前年同月割れは3ヵ月振りで、今年に入って3度目。
 
 最大消費分野の水産容器(魚箱)向けは前年並みとなり、また、農産物容器向けは大幅に増えたが、家電梱包向けとその他成型品向けが落ち込んだ。特に家電梱包向けの大幅減が響いた。
 
 この結果、今年上期(1〜6月)の総出荷数量は9万1,274tとなった。対前年同期比は99.0%である。この場合も、水産向けと農業向けが伸びたものの、家電向けの大幅な減少をカバーし切れなかった。
 
 EPSの6月(左)と上期計(右)の出荷実績は以下の通り。かっこ内は前年比。
 ▽水産用  = 8,091t(100.7%)。44,776t(103.6%)。
 ▽農業用  = 1,221t(111.6%)。 7,331t(111.8%)。
 ▽他成型用 = 3,105t( 98.0%)。18,150t( 99.0%)。
 ▽家電用  = 2,008t( 88.0%)。10,808t( 81.6%)。
 ▽ブロック用= 1,532t( 99.7%)。 8,607t( 91.4%)。
 ▽ネダ用  =  203t(116.0%)。 1,437t(110.7%)。
 ▽一枚焼用 =   14t( 93.3%)。  165t(173.7%)。
 合計    =16,174t( 99.2%)。91,274t( 99.0%)。