2002年07月25日
PETボトルの回収率、13年度はついに40%超え
市町村の分別収集量が前年度の1.3倍に
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:環境省

 環境省が25日に明らかにしたところによると、全国の市町村が平成13年度(13年4月〜14年3月)において容器包装リサイクル法に基づいて分別収集した使用済みPETボトルの総数量は前年度の1.3倍の規模に拡大、その結果、回収率(総生産量に占める分別収集量)はついに40%を超えた。
 また、再商品化数量も前年度の実績の1.3倍に膨らんだ。PETボトルの分別収集は、昨年度が同法の施行5年目とあって完全に軌道に乗ってきたといえる。
 
 同省が25日に発表したPETボトルの13年度の収集ならびに再商品化実績は以下の通り。
 ▽年間分別収集計画量   =172,605t
 ▽年間分別収集実績    =161,651t(前年度の1.29倍)
 ▽年間再商品化量     =155,837t(同1.32倍)
 ▽分別収集実施市町村数  =2,617(同1.12倍)
 ▽全市町村に占める実施率 =80.6%
 ▽都道府県別の収集ベスト5 =東京都15,267t、神奈川県12,773t、北海道11,914t、埼玉県11,807t、愛知県10,823t。