2002年08月06日
帝人、9月中間期予想を上方修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:帝人

 帝人は6日、2002年4−6月連結業績と9月中間期の見通しを発表した。中間期では、連結営業利益を105億円と前回予想(5月8日)の95億円を上方修正した。連結売上高は円高や繊維部門の販売低迷から予想より150億円少ない4400億円に下方修正した。連結経常利益は35億円と、前回予想を40%上回る見通しだ。
 
 4−6月期(第1四半期)は、繊維事業のうちポリエステル繊維は、東南アジア子会社は順調だったが、国内は輸入品との競合の中で原料高に製品価格が追いつけず苦戦。化成品事業は、フィルム事業が工業用途を中心に比較的好調に推移した。また新規事業ではLCD位相差フィルムに使用されるポリカーボネートフィルム「ピュアエース」などエレクトロニクス関連材料が好調だった。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/02806006.tif