2002年08月07日 |
7月のエチレン生産量、前年比15.2%増の64万7,000t |
定修なしが影響、ただし稼動率は97.6%に下降 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局は7日、エチレンセンター11社の7月のエチレン生産速報の集計結果を発表した。 それによると、総生産量は64万7,000tで、前月の実績を14.9%、前年同月の実績を15.2%それぞれ上回っている。 前月と前年同月の両方を上回ったのは、前月に3基、前年同月に2基あった定修・運休プラントが7月は1基もなかったためと見られる。 平均稼動率は97.6%であった。前年同月より1.1ポイント高い。しかし、前月に比べると2.7ポイント低い。100%割れは3ヵ月ぶりとなる。 これに伴う1月から7月までのエチレンの総生産量は、408万1,100tとなった。前年同期の実績は425万6,500tであったので、今年の累計は4.1%減ということになる。 |