2002年08月19日
TEC、中国でBASFのアクリル酸など大型プラント受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:BASF、東洋エンジニアリング、丸紅、三井物産

 東洋エンジニアリング(TEC)は19日、三井物産、丸紅と共同で、中国江蘇省南京に独BASFとSINOPECの合弁会社「BASF−YPC社」が計画している総合石化コンビナート向けに、年産16万トンのアクリル酸および同21万5000トンのアクリル酸エステルと、同25万トンのオキソアルコールの2つの大型プラントを国際入札によって同時に受注したと発表した。
 
 TECはBASFの技術をベースにプラントの詳細設計、機器資材調達および工事までの一切の役務を一括して請負う。完成は2004年第4四半期の予定。
 
 南京の石化コンビナート計画は、BASFにとってアジア太平洋地域における最大の投資案件であり、SINOPECにとっても中国最大規模で、外資との合弁による初の大型石化プロジェクトとなる。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=99