2002年09月05日
旭化成、富士支社工場敷地から有機塩素系化合物
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:旭化成

 旭化成は5日、富士支社の工場敷地内の土壌と地下水から環境基準を上回る有機塩素系化合物(テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、シス1,2ジクロロエチレン、1,1ジクロロエチレン)が検出されたため、汚染状況の調査と、原因究明に全力をあげると発表した。
 
 いまのところ発生源は肥料工場製造設備周辺と考えられ、被覆肥料製造設備開発時(昭和49−53年頃)に、テトラクロロエチレンが敷地内土壌に混入したと推定されている。
 
 同社では、発生源が特定され次第、土壌を除去し焼却処理する。地下水についても急ぎ揚水浄化するとともに、敷地境界外への拡散を防止する措置を講じる。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=153