2002年01月22日 |
情報セキュリティマネジメント動き出す |
凸版印刷など17社、ISMS認証 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:凸版印刷、富士通 |
IT戦略の展開で重要視されている情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の適合性評価制度が動き出した。 これは財団法人・日本情報処理開発協会が国際規格であるISO/IEC17799(情報セキュリティ管理実施基準)に準拠した同制度をパイロット事業として実施するもの。このパイロット事業はISMS認証基準に基づき日本品質保証機構、日本検査キューエイ、KPMG審査登録機構が審査を行う。 事業の内容はISMS事務局の情報セキュリティ対策室まで。 (http://www.isms.jipdec.or.jp) 同制度パイロット事業の審査で第1号のエヌ・アール・アイ・データサービス(横浜市)が認証されたのをはじめ、すでに17社が認証されている。認証をえたのは新日鐵ソリューションズ、富士通FIP、大和銀総システム、CIC、凸版印刷など。 今後は同制度が本格化する本年4月以降、産業、金融業界からの申請が相次ぐものとみられている。 凸版印刷では1996年から運用しているインターネットデータセンターサービス「TOPICA」に対するISMSの認証をえたが、Web構築や運用受託サービスなどで企業の情報資産を扱う関係から情報セキュリティへの取り組みが必須であるととの判断があった。 |