2002年09月12日 |
日信化学「環境対応型ホットメルト」を開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日信化学 |
信越化学の子会社、日信化学工業(福井県武生市、林和夫社長)は12日、環境対応型ホットメルト接着剤を開発、本格販売を開始したと発表した。 これまで雑誌製本には“生産性”を重視したホットメルト接着剤が使用されてきたが、古紙をリサイクルするさいには、この接着剤が再生処理設備のフィルターを通過してしまうため、リサイクルの障害になっていた。 日信化学が開発した「日信ホットメルト BRシリーズ」は、日本印刷連合会が設定した暫定基準をクリアしている。現在関連特許を出願中だが、製本用として背糊用、脇糊用など各種用途に合ったグレードを揃えた。カレンダーのリサイクルも可能になった。今後、「環境対応型ホットメルト」として市場を拡大していく。初年度売り上げは5億円の見込み。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/02912007.tif |