2002年01月21日 |
2002年の自動車タイヤ需要、1.2%減の110万トン予測 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
日本自動車タイヤ協会によると2001年の自動車タイヤ総需要は8年ぶりに前年を下回り、新ゴム量換算1,115千トン(前年比3.5%減)となったもようだ。 新車用は国内自動車販売が微減となった上、輸出車の減少で自動車生産台数が1000万台割れとなる結果、前年比1.3%減の205千トンが見込まれる。市販用も0.1%減の412千トン、輸出用も東南アジア向けや欧州向けは増加したものの,中近東・中南米向けの減少,さらに北米向けの大幅な落ち込みが響き、前年比6.3%減の498千トンが見込まれるとしている。 2002年は、引き続き個人消費の伸び悩みや、民間設備投資の低迷など、景気の低迷が予測され、米国経済の動向によっては、世界経済の回復の遅れも懸念される状況となっている。これらの前提条件をもとに同年の自動車タイヤの需要予測を行った結果、新ゴム量で前年比1.2%減の1,101千トンと予測したとしている。 内訳は、新車用が自動車生産台数の微減予想から新ゴム量201千トン(前年比1.6%減)、市販用も新ゴム量405千トン(1.6%減)、輸出用は北米向けは回復が見込まれるものの、欧州その他向けの輸出環境が悪化しているところから新ゴム量494千トン(0.9%減)としている。 http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/tyre/tyre2002bs""> 2002年自動車タイヤ需要見通し(上期・下期別) ※iモードではご覧になることが出来ません。 |