2002年01月21日 |
経産省「組換えDNA指針」ダイセル、トヨタ、鐘化、住化分析センターの4社確認 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ダイセル化学、トヨタ自動車、経済産業省 |
経済産業省は18日、住化分析センター、ダイセル化学工業、トヨタ自動車、鐘淵化学工業の4社から申請のあった、「組換えDNA技術工業化指針」による「第一種利用」の確認について、第5回産構審化学・バイオ部会組換えDNA技術小委で審議した結果、いずれも利用する設備・装置・運転管理など同指針に適合していることを確認した、と発表した。 「第一種利用」というのは、工場や施設内に限定した区域で組換え体を利用する事業が (1)組換え体を酵素等の生産工程に利用する場合 (2)試薬や資材、工業用原料として利用する組換え体を生産する場合 (3)事業として組換え体を各種試験、検査に利用する場合 (4)動植物に他の生物の有用な遺伝子を導入することで動植物個体に有用物質を生産させる、などの場合に申請して確認を受けることになっている。 これで確認延べ件数は55社380件となった。 <4社の工業化計画概要は次のとおり> ◇住化分析センター 宿主/Saccharomycescerevisiae(AH22株) 安全度分類/第一種利用取扱GILSP 利用目的/酵素 ◇ダイセル化学工業 宿主/Escherihia coli(W3110株) 安全度分類/第一種利用取扱GILSP 利用目的/(触媒)酵素 ◇トヨタ自動車 宿主/Saccharomycescerevisiae(OC_2T株) 安全度分類/第一種利用取扱GILSP 利用目的/工業用原料 ◇鐘淵化学工業 宿主/Escherihia coli(HB101株) 安全度分類/第一種利用取扱GILSP 利用目的/工業用原料 |