2002年09月17日 |
SMの8月の出荷は前年比113%の26万8,252t |
うち輸出も引き続き好調で18%増の8万8,323tに |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が17日に集計したところによると、SM(スチレンモノマー)の8月の総生産量は27万3,637t、総出荷量は26万8,252tとなった。前年同月の実績に対比すると生産は20%増、出荷は13%増となる。 出荷のうちの国内向けは17万9,929tで前年同月比10%増、輸出は8万8,323tで同18%増となる。 この結果、月末在庫は7万6,220tとなった。前年同月を6%下回る規模となっている。 生産の増加は、極度に縮小した在庫の補填が必要になったのと、需要が内外ともに引き続き旺盛であったことによるものと見られる。 一方の出荷は3ヵ月連続の2けたプラスとなった。主力のFS用やABS用の需要が好調を維持しているのと、中国からの注文が依然として活発なことが大きな要因と見られる。 SMの8月の出荷の内訳は以下の通り。 [国内向け] ▽GP・HI用 = 88,665t。 ▽FS用 = 13,268t。 ▽AS用 = 7,011t。 ▽合成ゴム用 = 15,524t。 ▽不飽和ポリエステル用= 5,283t。 ▽ABS用 = 27,029t。 ▽その他 = 23,149t。 ▽合計 =179,929t。 [輸出] = 88,323t。 [出荷総合計] =268,252t。 |