2002年09月20日 |
丸紅、、米社と固形高分子型燃料電池発電装置の販売代理店契約 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:丸紅 |
丸紅は20日、米国ジーイーパワーシステムズ社傘下のGEフューエルセルシステム社(GE Fuel Cell Systems, LLC(以下 GEFCS))との間で固体高分子型燃料電池発電装置の販売代理店契約を締結したと発表した。 米プラグパワー社(P.P)製で、GEFCSは北米4州を除く世界主要国で同発電装置の販売権を独占取得している。 GEFCS・P.P製の燃料電池発電装置は、他の競合機種に比べて実際のフィールドでの運転時間が試験機段階で95万時間以上と長い。今後はGEの販売網を生かして大きな販売量が見込め、コストダウンが期待できるとしている。 GEFCS・P.Pは米国・欧州では当面4.5kw〜5kw(天然ガス・都市ガス仕様)クラスの家庭用に重点を置いて開発中で、コジェネレーション(熱電併給)機種は、西独メーカーのVaillant社と提携している。将来的には、最大100kwクラスまでの開発を視野に入れているという。 日本ではすでに5kwのコジェネタイプを1台設置済みだが、商用機発売は2004年頃からの見込み。外食チェーン、スポーツ・レジャー施設、福祉施設、ガソリンスタンド、クリーニング施設、大学・学校等の研究施設、諸コンピュータ施設などを対象に販売していく方針だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=200 |