2002年09月24日
OPPフィルムの出荷、8月も前年を上回る
CPPフィルムは再び前年割れに
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が24日に集計したところによると、同工業連盟加盟のPPフィルムメーカーの8月の出荷数量は、OPPフィルムが1万9,234t、CPPフィルムが1万876tとなった。前年同月の実績に対比すると、OPPは3.3%増、CPPは3.5%減となる。合計は3万110tで0.8%増である。
 
 このうちのOPPは、5ヵ月連続の前年同月超えとなった。メーンの食品包装用が1万3,239tで3.0%増と好調を持続していることが大きく作用している。この結果、OPPの出荷の1〜8月の累計は15万9,676tとなった。前年同期を2.6%上回っている。うち食品包装用は10万8,638tで1.8%増となっている。
 
 一方のCPPの8月の実績の前年同月割れは、7月の4.2%増の反動が出た感じ。食品包装用が9,202tで3.6%減となったのが響いている。1〜8月の累計は9万3,742tで、前年同期を0.9%下回っている。うち、食品包装用は7万9,403tで0.6%減少している。
 OPPとCPPの累計の合計は25万3,418tで、前年同期を1.2%上回っている。主力の食品包装用は18万8,041tで0.8%増となっている。