2002年09月25日 |
ポリプラ、菱ガス化など4社、中国・ポリアセタール計画で合弁契約 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ポリプラスチックス、三菱ガス化学 |
ポリプラスチックス、三菱ガス化学、韓国エンジニアリングプラスチックス、ドイツ・チコナの4社は25日、中国に年産6万トンのポリアセタール(POM)樹脂(アセタールコポリマー)プラントを建設することで合意し、合弁基本契約に調印したと発表した。 POM製造プラントは、上海近郊の江蘇省南通市南通経済技術開発区内に、総投資額約140百万米ドルをかけて建設する。プラントの建設および樹脂の製造、販売は、現地に設立済みの「宝泰菱工程塑料(南通)有限公司」があたる。2003年春に着工し、2005年第2四半期に商業運転開始の予定。ポリプラスチックスは、宝泰菱工程塑料の70.1%を出資、同社の運営管理にあたる。 中国のPOM樹脂のマーケット規模は、年間10万トン以上とみられているが、需要の伸びは大きく、今後も年率10%を上回る成長が見込まれている。同樹脂は、広範囲の温度および化学的な環境下でも強度、耐久性および潤滑性を有するなどの特徴をもっている。また、加工性に優れ、自動車、IT関連機器、電機機器、事務機器、消費材など幅広い用途をもっている。 <宝泰菱工程塑料(南通)有限公司の概要> 会社名:宝泰菱工程塑料(南通)有限公司 英語名:PTM ENGINEERING PLASTICS (NANTONG) CO., LTD. 所在地:中国江蘇省南通市南通経済技術開発区内 代表者名:董事長 澤田基司 設立月日:2001年12月24日 事業内容:POM樹脂およびその他のエンジニアリングプラスチックスの製造、加工および販売。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=208 |