2002年09月26日 |
住友製薬と藤沢薬品、経口用カルバペネム系抗生物質で共同研究 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友製薬、藤沢薬品 |
住友製薬、藤沢薬品工業の両社は26日、経口用カルバペネム系抗生物質について共同研究することで合意し、契約を締結したと発表した。 住友製薬がすでにスクリーニングを終了、あるいは新たに合成するカルバペネム系化合物の中から、各種細菌感染症に対する経口抗生物質製剤の開発化合物を両社共同で選定する。住友製薬は、新規化合物の創製、初期薬効評価、開発候補化合物のサンプル製造等を担当。一方の藤沢薬品は、開発候補化合物の高次薬効評価等を行なう。将来は共同開発および併売に移行する予定。 住友製薬は、カルバペネム系抗生物質製剤としては最初の単剤使用できる注射剤メロペネム(製品名:メロペン)を開発し、日本をはじめアジアの数ヶ国で販売しているほか、ライセンスにより世界80ヶ国以上で販売している。その後継カルバペネム化合物を研究する中で、経口剤として有望な化合物を複数見出すことに成功している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=212 |