2002年01月18日 |
VCMの昨年の総消費・出荷量も前年割れで282万トンに |
国内が大幅減、輸出は14%弱の増加 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会が18日に明らかにしたところによると、塩ビモノマー(VCM)の昨年12月の消費・出荷数量は前年同月比0.4%増の24万9,340トンとなった。昨年1年の間で前年同月を上回ったのは4月の2.6%増いらいこれが2度目。 うちわけは、国内向けが7.7%減の19万3,115トン、輸出が43.5%増の5万6,225トンとなっている。国内向けの減少は、消費のほとんどを占めるPVC用が6.4%減の18万8,924トンと不調であったことによるもの。 一方の生産は4.6%増の27万1,327トンであり、これに伴い月末在庫は14.7%増の8万103トンとなった。 こうした結果、VCMの昨年の総消費・出荷数量は281万7,820トンとなった。前年の実績を5.2%下回っている。注目されるのは輸出が前年を13.8%上回って54万2,954トンとなっている点だ。月によって増減にばらつきが見られるが、四半期単位ではいずれも前年同期を上回っている。 国内向けは227万4,866トンで前年を8.9%下回っている。PVC用が221万1,510トンで8.3%減となったことが響いている。 他方、総生産量は289万4,447トンで3.4%減となり、在庫がおおはばに増える結果となった。 http://www.c-nt.co.jp/data/pvc/2001vcm.html""> 2001年度塩化ビニルモノマー生産・消費・在庫実績 ※iモードではご覧になることが出来ません。 |