2002年09月30日 |
PEフィルムとPPフィルムも8月の輸入が前年同月超え |
反面、1〜8月の累計はともに前年同期を下回る |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:財務省 |
財務省の8月の輸入通関速報によると、ポリオレフィンフィルムの同月の輸入数量は、PEフィルムが5,565tで前年同月比110.7%、PPフィルムが2,588tで同100.6%となった。いずれも前年同月を上回ったとはいえ、同じポリオレフィン系軟質製品のPE袋を数量の面でも伸び率の面でも大きく下回っている。 この結果、1月から8月までの累計は、PEフィルムが4万3,788t、PPフィルムが2万1,161tとなった。前年同期比は、PEフィルムが97.2%、PPフィルムが96.8%といずれもマイナス成長となっている。 PEフィルムのほとんどはマレーシア品と韓国品で、またPPの過半は韓国とフィリピンと中国の3つの国の製品で占められている。これらの国の製品の8月の輸入通関数量と1〜8月の累計は以下の通り。かっこ内は前月比。 [PEフィルム] ▽マレーシア品=2,210t(168.8%)。 1万3,877t(126.4%)。 ▽韓国品 =1,316t( 68.5%)。 1万1,115t( 82.0%)。 [PPフィルム] ▽韓国品 =1,212t( 92.5%)。 1万477t( 92.0%)。 ▽フィリピン品= 496t(114.5%)。 3,533t(113.7%)。 ▽中国品 = 341t(145.1%)。 2,315t(119.5%)。 |