2002年10月07日 |
環境省の内分泌撹乱実態調査、13年度の結果では問題なし |
NPやBPAなどの水生生物への影響調査でも変化見られず |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省は7日、内分泌撹乱化学物資問題検討会」に対して、同省が13年度に実施した内分泌撹乱化学物質の環境実態調査の結果を報告した。 同省が13年度に実施した調査は、水環境、大気、野生生物、暴露経路、食事、室内空気--の計6つの項目に係わる合計65の化学物質の環境実態を調べたもの。 この日の報告では、全体に検出値が検出限界値以下であったものが多く、また、何らかの値が検出された物質もこれまでの調査結果を上回るものはほとんどなく、しかも問題とすべき数値でないことが確認されたという。 また同省では、ノニルフェノール、ビスフェノール、アルキルフェノールなどの水生生物への影響の実態や、ヒト臍帯における化学物質の蓄積製・暴露状況についても調査した結果を報告したが、いずれも問題がないことがわかったとの結論になっている。 |