2002年10月16日 |
チッソ、半導体ドライバーの後工程一貫生産で新体制完成 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:チッソ |
チッソは16日、半導体ドライバーを生産している子会社サン・エレクトロニクス(熊本県、森章社長)が新たに関東精工(埼玉県、白鳥徹男社長=KSK)と協業体制を組み、LCDドライバーの後処理工程一貫生産体制を確立したと発表した。従来のジェネシス・テクノロジー(兵庫県、三浦雄三社長)とともに、2系統の一貫体制を構築した。 LCDドライバーの後処理工程は、金バンプ、ウェハーテスト、TAB組立て、最終ユニットテストと、大きく4つの工程からなる。これまでは、初めの金バンプと、TBA組立て工程をサンエレ、また2つのテスト工程をジェネシスが実施する体制で事業化を推進してきた。 今回、これとは別にKSKが加わり、サンエレが金バンプ、TAB組立てを行い、 KSKが2つのテストを実施する体制を水俣市のサンエレ工場内に確立した。2系統のLCDドライバー後処理一貫体制が完成したことで、生産能力が増え、納期の大幅短縮が可能になった。物流コストの削減にも図れるとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=286 |