2002年10月17日
三菱化学メディア、世界初1-4倍速対応データ用DVD+Rディスク開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学メディア

 三菱化学メディア(東京都港区、小林喜光社長)は17日、世界で初めて1-4倍速対応データ用のDVD+Rディスクを開発、12月上旬から発売すると発表した。
 
 DVD+Rは高い互換性が認められ、欧米の大手PCメーカーが搭載を決定するなど、世界各国でスタンダードな規格として定着しつつある。同社は、感度および高速記録時のパワーマージンを改良した独自の新規色素「DYN-AZO」を開発、記録膜に採用した1-4倍速データ用DVD+Rシリーズを発売する。従来の記録特性を維持したまま、4倍速対応を可能にした。高速CD-R/RWで培った精密成型技術をDVDにも適用することで、ディスクの反りをコントロールし、高速記録時のエラー要因を抑制し、記録時の安定性を実現した。

 商品ラインナップも、市場の拡大、ニーズに対応しブランドレーベルは1枚、5枚パック、カラーMIXは5枚パック。インクジェットプリンタ対応は1枚、5枚パックなど、充実を図った。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=291