2002年10月18日 |
油化スケネクタディー、アルキルフェノール15円値上げへ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:油化スケネクタディー |
油化スケネクタディー(東京都千代田区、新国時生社長)は18日、国内向けのアルキルフェノール2品目(PTBP:パラ・ターシャリブチルフェノール、PTOP:パラ・ターシャリオクチルフェノール)を10月21日出荷分から値上げすることにし、ユーザーと交渉に入ったと発表した。。輸出価格もトン当たり150ドル程度値上げする方針。 アルキルフェノールは、ポリカーボネート樹脂の重合調整剤や印刷インキ用樹脂原料、界面活性剤などに使われ、内外の需要回復に伴って出荷量は順調に推移している。特に、ポリカーボネート樹脂向けは、日本・アジアにおける同樹脂の需要回復から好調に推移し、需給はタイト化している。 しかし、主原料であるフェノールは大幅値上げが打ち出されており、影響が極めて大きいところから、アルキルフェノールの価格修正に踏み切った。 値上げ対象はアルキルフェノール2品目(PTBP、PTOP)で、値上げ幅はキログラム当たり15円。10月21日出荷分から実施する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=292 |