2002年10月18日 |
日本農産工業、近畿大学と遺伝子改変動物分野で協同事業化 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:日本農産工業 |
日本農産工業は18日、遺伝子改変動物関連分野で近畿大学先端技術総合研究所(和歌山県海南市)および生物理工学部(和歌山県那賀郡打田町)とジョイントベンチャーを設立し、この分野での業務強化を図ると発表した。両者にとって 初の産学協同事業となる。 同社はこの提携により、今後ゲノム創薬開発の進展とともにニーズが高まるトランスジェニック(Tg)マウスやノックアウト(KO)マウスなどの遺伝子改変動物の作製、研究開発体制を本格化させる。 新会社は「ジーンコントロール株式会社」で、近畿大学先端技術総合研究所内に設立、同研究所の有する研究施設を利用して業務を開始する。資本金は、3000万円(同社持株比率は49%)で、社長には同研究所長で同大学理事の入谷明教授が就任。 研究開発は当面、遺伝子改変動物作製に必須の発生工学的技術や分子生物学的技術をもつ近畿大研究スタッフが兼務し、同社バイオ研究所、関連会社のナルク成田ラボ(千葉県富里市 大島誠之助社長)スタッフが加わる。営業活動は同社バイオ部が全面支援する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=294 |