2002年10月31日

日本触媒と三井グループ、不飽和ポリエス事業統合で合意

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：日本触媒、三井化学、三井武田ケミカル

日本触媒、三井武田ケミカル、三井化学の3社は31日、不飽和ポリエステル樹脂事業を統合し、03年4月をめどに新会社を設立するための詳細検討に入ることで合意したと発表した。 　不飽和ポリエステル樹脂は、主にガラス繊維強化プラスチックの原料として使用されているが、住宅着工件数の減少や公共事業の抑制などから、国内需要は1990年の27万トンをピークに減り続け、2001年には20万トンまで減少した。一方、国内生産能力は32万トンと大幅な供給過剰状態にある。 　 　このため3社で新会社を設立し、抜本的な事業再構築を推進していくことにした。今後、出資比率や休止工場などの詳細検討を急ぐ。 　 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/02A31006.tif