2002年11月01日 |
GE東芝シリコーン、タイにシリコーン製品工場着工 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:GE東芝シリコーン、信越化学工業、東芝 |
GE東芝シリコーン(GETOS=東京都港区、 熊谷昭彦社長)は1日、タイのラヨン県マプタプットの工業団地内に、シリコーン最終製品の製造工場を新設するため、31日現地で起工式を行ったと発表した。11月中に工事を開始し、2004年前半に稼動開始の予定。 投資額は約22億バーツ(約60億円)で、GE東芝シリコーンのグループ会社が出資する。新工場は、信越化学工業と折半出資のモノマー会社「アジアシリコーンモノマー」工場に隣接して建設し、中間原料となるシリコーンモノマー(シランモノマー/シロキサン中間体)の供給を受け、液状、ゴム状等の各種シリコーン製品を製造する。年産能力は約4万5,000トン、従業員は約100名を予定。 新工場は、今後シリコーン製品の需要増加が見込まれる東南アジアや中国、韓国、台湾、オーストラリアなど、アジア、オセアニア各国の、建築・住宅、電気・電子、自動車、パーソナルケア、ヘルスケアなど、幅広い業界に向けて製品を提供する。最終製品の輸出を含めると、新工場の全生産高の9割以上は、タイ国外へ輸出される見込み。 なお新工場は、太田事業所(群馬県)、上海工場(中国)に続き、GE東芝シリコーンにとってアジア3番目の自社製品工場となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=348 |