2002年11月06日 |
日立金属、CMC用ファインメット コアに低騒音タイプ追加 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日立金属 |
日立金属は6日、コモンモードチョーク(CMC)用ファインメットコア"Fシリーズ"に、新たに低騒音タイプの"FT-3KM Fシリーズ"を追加するとともに、従来の"FT-1KM Fシリーズ"のうち2製品で、UL認証を取得したと発表した。 製品の特徴は、低騒音タイプであること。磁歪定数の小さなFT-3M材を使用したコア"FT-3KM Fシリーズ"は、従来のCMCに比べて、大幅な騒音の低減を実現した。5kHzの交流電流を入力した場合、CMCから0.1m離れたところで、5kHzで約25dB、10kHzと15kHzで約20dB騒音を低減することができる。 また"FT-1KM Fシリーズ"コアでは2製品でUL認証を取得した。取得規格は、インバータを用いたシステムのUL規格認証取得に必要なUL508とUL1604で、米国およびカナダの規格を取得。これにより、同製品を用いたシステムのUL規格認証の取得が簡単になった。 特許は6件出願済み(2件登録)。販売計画は2002年度5億円、2003年度8億円、2005年度20億円となっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=364 |