2002年11月07日 |
BASF、アントワープのMDI 32万トンに増強 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは、ベルギーのアントワープにあるMDI(ジフェニル・メタン・ジイソシアネート)プラントを、現有年産23 万トンから32 万トンに拡大すると6日発表した。急速に拡大しているアジア市場の需要に対応するためで、完成は2003年以降としている。 MDI はポリウレタンの主要中間原料で、BASFはアントワープのほか、米ルイジアナ州ガイスマー、韓国・麗水に プラントをもっている。また中国では漕費Gカオジン)にある上海化学工業団地にポリウレタン中間体の統合生産設備建設計画をすすめている。 この計画に中で、世界規模のMDIプラントを建設する予定になっている(完成は2005 年の予定)。ポリウレタンは汎用性の高いポリマーで、自動車や建設産業を中心に使用されているほか、冷蔵庫、室内装飾用品、マットレス、靴底など幅広い用途をもっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=367 |