2002年11月07日
第2回「日中化学官民対話」来春に延期
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:東ソー

 今月29日に東京での開催が予定されていた、第2回「日中化学官民対話」は、中国側のつごうで来春に延期されることになった。北京を訪問中の官民塩ビ代表団から連絡が入った。
 
 日中官民対話は、5月に第1回対話が北京で開催され、日本からは経産省の本庄孝志化学課長や日化協・日中化学産業交流連絡会の田代圓代表世話人(東ソー会長)ら一行25人が出席して、当面している両国間の諸問題や今後の協力のあり方などについて幅広い意見交換を行った。その際、次回は日本で開催することで合意した。
 
 その後、田代氏らは8月中旬、日程などを調整するため再度訪中した。その結果、なお流動的ではあるものの、東京での開催は11月29日とすることで一応双方の了解に達したという。
 
 来春のいつ頃になるかは、今後の調整によるが、石化協では4月10日前後に中国石油・化学工業協会(CPCIA)代表を招いて民間ベースによる対話・交流を計画しており、ほぼ同時期となる公算がつよいようだ。