2002年11月11日
経産省「拡大生産者責任」で来月国際シンポ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:環境省

 経産、環境両省は、OECD(経済協力開発機構)と共催して、12月10-12日の3日間、東京・千代田区の東京国際フォーラムで、廃棄物・リサイクル分野で国際的に関心が高まっている「拡大生産者責任」(EPR)に関する国際シンポジウムを開催することになった。
 
 初日の10日と11日は、国内外の経済学者、政府関係者らが集まり、EPRを政策導入することの有効性、経済的効率性等について検討するためのワークショップを開催する。OECDはこれを参考に今後のEPRへの取組み方針を決めることになっている。ワークショップの議長は英国環境省のウィルソン氏と慶応大学の細田衛士経済学部長が共同で務める。
 
 13日は拡大生産者責任の実施に関するシンポジウムを開く。アジア・太平洋地域から関係者を招き、ワークショップの報告と、各国との交流を通じてEPRの考え方の普及を図る。シンポジウムは公開する。
 
 問合せ先は財団法人日本環境衛生センター国際協力室(TEL 044-288-4973)。今月25日まで受付ける。