2002年11月12日 |
経産省、家電リサイクル法「フロン対策強化」で意見募集 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省では「家電リサイクル法」におけるフロン対策の強化について、広く一般からの意見募集を開始した。フロン回収破壊法が10月から完全施行されたが、家電リサイクル法でもフロン対策の強化が必要として一般からの意見も参考に検討することにした。 家庭用エアコン、冷蔵庫の冷媒用や、冷蔵庫の断熱材などに使用されているフロン類は、回収・再利用が義務づけられている。90年代後半からCFCは使われておらず、HCFCも順次炭化水素への切り替えが進んでいるが、それ以前に製造され、現在使用中のエアコンや冷蔵庫は全国的になお多い。2000年末現在の推定残存量はCFC39,947トン、HCFCは67,996トン、計107,943トンという。 これらのフロンの回収・破壊には技術的、経済的に難しい問題も多いが、家電リサイクル法の方針に沿って、適切で能率的な方法を考えたいと経産省ではいっている。一般からの意見は、今月22日まで電子メール、FAX、郵送で受付けている。 ◇電子メールアドレス;qqibbf@meti.go.jp ◇FAXの場合;03-3580-2769(経済産業省商務情報政策局情報通信機器課環境リサイクル室) ◇郵送の場合;〒100-8912 東京都千代田区霞ヶ関1-3-1(宛先はFAXと同じ) |