2002年11月12日 |
クラレ、中間期決算は増収益 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは12日、9月中間期決算を発表した。連結業績は売上高、経常利益とも増加したが、純利益は構造改善特別損失を計上したため、7.7%減の36億円強に止まった。通期予想は売上高330,000百万円、営業利益24,500、経常利益22,000、当期純利益10,000。 中間期(連結)は売上高158,115百万円(4.6%)◇営業利益11,522(38.1%)◇経常利益9,950(23.7%)◇当期純利益3615(▲7.7%)◇1株当り純利益9.45円(10.24円)◇連結子会社39社。 ポバール事業はアジア市況の好転、クラリアント社のPVA、PVB事業買収と、新設の「クラレ スペシャリティーズ ヨーロッパ」の業績が寄与し、増収増益となった。ビニロンは、一般産業資材や農水産分野の需要が低迷したものの、「クラロンK-〓」はフル生産。全体として増益となった。 ポリエステルはいぜん市場環境は厳しいが、長繊維の生産分社、テキスタイル事業のグループ商社への移管、差別化素材展開加速などの対策を講じ、減収ながらも赤字幅が縮小した。 ニュースリリース参照 ●http://www.chem-t.com/fax/images/0211123.pdf ●http://www.chem-t.com/fax/images/021112.pdf |