2002年11月12日
プラ協が技術開発支援事業の成果報告会を開催
12月9日に三つの開発テーマの成果を発表
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会は12日、同協会が平成12年度と13年度に実施した技術開発支援事業の成果報告会を12月9日に開催すると発表した。
 
 この日の報告会で発表されるのは、同協会が両年度に支援した民間企業や大学などの廃プラスチック処理に関する技術開発のうちの三つの開発テーマの概要。
 
 1つは、化学畳総合リサイクルセンターによる「廃棄古畳の畳床ポリスチレンからのポリスチレンの再生と、それを利用した製品の開発」。2つ目は、株式会社TERA(テラ)による「発泡スチロールのマテリアルリサイクル・システムの開発」。いまひとつは、九州大学機能物質科学研究所の「ポリ塩化ビニル系廃プラスチックによる環境浄化技術に関する研究」。
 
 報告会開催会場は東京・港区の同協会事務局内。発表時間は午後2時から4時10分まで。「廃棄畳床からのPSの再生」の開発に関しては同センターの井上毅事務局長が、「発泡スチロールのリサイクルシステム」の開発については同社の八十田豊志代表が、そして「塩ビ系廃プラスチックによる環境浄化技術の研究」では同大学の持田勲教授がそれぞれ技術開発概要を発表する。