2002年11月14日
旭硝子財団、11回ブループラネット賞の受賞者を表彰
15日には受賞者2氏の記念講演会を開催
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子財団は14日、2002年(第11回)「ブループラネット賞」の受賞者2氏を日本に招いて東京會舘で表彰した。
 
 今回の受賞者は、一人が米・スタンフォード大学生物学部のフォードハロルド・A・ムーニー教授、もうひとりが米・エール大学森林・環境学部長のジェームズ・ガスターブ・スペス教授。両氏には、それぞれ賞状とトロフィーおよび副賞の5000万円が贈られた。
 ムーニー教授は、植物生理生態学を開拓して植物生態系が環境から受ける影響を定量的に把握し、その保全に尽力してきたことで広く知られる。
 またスペス教授は、地球環境問題を世界に先駆けて科学的に究明して問題解決を国際的に重要な政治課題の1つにまで高めたことで高く評価される存在。
 
 今回の両氏の受賞で、「ブループラネット賞」の受賞者は合計18人・4グループとなった。
 同財団は、15日に東京・渋谷区の国際連合大学で両氏の受賞記念講演会を開く。