2002年01月11日 |
フラットヤーンの昨年11月の出荷、前年比11%減 |
1~11月の累計は4.2%の減少、PPが不振 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
日本フラットヤーン工業組合が集計したところによると、同組合加盟のフラットヤーンメーカーによる昨年11月の出荷数量はPP製品1,286トン、HDPE製品2,012トンの合計で3,298トンとなった。前年同月の実績に比較すると、PP製品は79%、HDPE製品は91%、合計は86%となる。PP製品の落ち込みが特に目立つ。 アウトサイダー分(推定)を加えてもやはり大幅な前年割れとなっている。PP製品は1,826トンで同85%、HDPE製品は2,452トンで同93%、合計は4,278トンで同89%である。 これに伴う1~11月のインサイダーの累計は、PP製品1万5,143トン、HDPE製品2万4,184トンの合計3万9,327トンとなった。前年同期比は、PP製品が87%、HDPE製品が95%、合計が92%ということになる。 また、アウトサイダーを含めたトータルは、PP製品が2万933トンで同92%、HDPE製品が2万8,744トンで同99%、合計が4万9,677トンで同96%となっている。 公共投資の縮小に加えて安価な輸入品が増加していることがこうしたマイナス成長の要因といえる。 |