2002年11月27日 |
シンガポールのエクソンモービルの石化設備が操業再開 |
三井化学のフェノール装置もフル稼働入り |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:三井化学、エクソンモービル |
メカニカルトラブルのため11月10日から操業を停止していたシンガポール・エクソンモービルケミカルのエチレンプラント(年産80万t能力)が26日から稼動を再開した。徐々にロードを上げていって12月上・中旬にはフル操業に入ることになると見られている。 これに伴い、これまで緊急措置としてシンガポール石油化学からオレフィンの供給を受けてはきたもののなお低率操業を余儀なくされていた同じコンビナート内の三井フェノールシンガポールの同25万t設備(アセトン15万tを並産)や三井ビスフェノールシンガポールの同21万tプラントも逐次稼働率を引き上げていくことになる。 また、全面運休の状態にあったエルバ・イースタンの同56万t能力のSM/PO設備も近く稼動を再開する見込み。 |