2002年12月04日
住友商事、サイファージェン社とバイオマーカー探索受託事業開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友商事

 住友商事は4日、住商バイオサイエンス(梅原 徹社長)と米国サイファージェン・バイオシステムズ社の合弁企業、サイファージェン・バイオシステムズ社が、横浜研究所内にバイオマーカーディスカバリーセンターを開設しタンパク質バイオマーカー探索事業を開始したと発表した。

 サイファージェン・バイオシステムズ社は1999年の設立以来、独自に開発したタンパク質吸着チップと専用のリーダーを組み合わせたプロテインチップシステムを販売してきたが、顧客の中には自分で解析するのではなく、解析を委託したいという要望が当初からあった。

 最近はとくに臨床プロテオミクスの研究分野で新しいバイオマーカーの探索ニーズが高まっており、これらのニーズに応えるため、バイオマーカー探索を受託事業化した。すでに受託内定した案件もあり、今後、プロテインチップシステムの販売とともに積極的に受託事業を拡大していく方針。顧客としては製薬企業の安全性評価グループや、多数の検体にアクセスできる大規模研究施設などを想定している。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=447